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2006/07/24
カテゴリ: ありがとう能楽殿 : 

執筆者: uroakman (10:10 pm)
流れが変わりました。
先回のブログでは能楽殿存続キャンペーンを張るような姿勢がありましたが、
そういう戦いモードはやめにしようと思いました。
ベイルート侵攻のような戦いモードは、もううんざり。
愛の思い、まじりっけのない純粋な気持ちで淡々とやりたい。
そう思いました。

人を変えることはできないが、
人に何かを与えることは出来る。
それならば、未来の大人たちであるこどもに本物の音楽や芸能を体験させられたら・・・。
しかも身体が不自由なこどもたち、虐待にあってきたこどもたちに何かを与えられたら・・・。
私にとってはまさに天の声のようなアドバイスだった。

愛の思いで・・・
その結果、能楽殿が存続していくようなことになれば一番いい。
しかしそうなっても、そうならなくてもいい。
それはあくまでも結果であるから。

反対運動を起こすことでもない。
マスコミにアピールすることでもない。
協賛スポンサーを募ることでもない。

そういう思いが募っていったとき、
ひとり、またひとりと、支援者が現れ始めたのです。

昨日、エバさん、アリエルちゃん、ホリバちゃん、カツくん、
仲間とそのこどもたちといっしょに能楽殿の下見に行ったとき、
熱田神宮の職員の方が聞きました。

「9月23日に何をされるのですか?」

私は素直に言いました。
「施設にいるこどもたちに、素晴らしい音楽や芸能に触れさせてあげたい」

そのとき、職員の方は目を細めていました。


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